マーク付きリストを作る

リストの種類

リストの種類には大きく分けると下記の3種類があります。
リストの種類 タグ 詳細
マーク付きリスト <ul>〜</ul> 間に、項目 <li>〜</li> を記述
番号付きリスト <ol>〜</ol> 間に、項目 <li>〜</li> を記述
定義型リスト <dl>〜</dl> 間に、用語 <dt>〜</dt>、説明文<dd>〜</dd> を記述

マーク付きリスト

リストタグを使うことによって、情報が分かりやすく整理され、htmlもすっきりします。リストをつくるには、<ul><li>タグを使います。
<ul>は、リスト形式であることを定義するタグです。
マーク付きリストを作成するには、<ul></ul>の間に、項目<li></li>を入れます。項目の頭に、自動的に黒丸(●)が表示されます。デフォルトは番号なし黒丸(●)つきリストです。
タグ Web上での見え方
<ul>
<li>項目その1</li>
<li>項目その2</li>
<li>項目その3</li>
</ul>
  • 項目その1
  • 項目その2
  • 項目その3
リストの上下には、一行分のスペースができますが、リスト間の余白の調整や、インデント(文字下げ)の設定はスタイルシートで行います。


リストマークを変更する

<ul><li>タグの属性を変更することによってリストマークを変更することができます。
リスト全体のリストマークを統一する場合は、<ul>タグ内に、リスト項目個別にマークを指定する場合は、<li>タグ内にtype属性を記述します。
リストマーク タグ(設定) Web上での見え方
白丸(circle) <ul type="circle">
<li>ホームページ</li>
<li>リストタグ</li>
<li>リストマーク</li>
</ul>
  • ホームページ
  • リストタグ
  • リストマーク
黒丸(disc) <ul type="disc">
<li>項目その1</li>
<li>項目その2</li>
<li>項目その3</li>
</ul>
  • 項目その1
  • 項目その2
  • 項目その3
黒四角(square) <ul type="square">
<li>ホームページ</li>
<li>リストタグ</li>
<li>リストマーク</li>
</ul>
  • ホームページ
  • リストタグ
  • リストマーク
個々に異なるマーク <ul>
<li type="disc">裏技</li>
<li type="square">小技</li>
<li type="circle">デザイン</li>
</ul>
  • 裏技
  • 小技
  • デザイン
リストマークを表示しない <ul style="list-style:none">
<li>項目その1</li>
<li>項目その2</li>
<li>項目その3</li>
</ul>
  • 項目その1
  • 項目その2
  • 項目その3

リストマークに画像を使う

list-style-image: url(画像のアドレス)
すべての項目に同じ画像を使用する場合、<ul>タグにスタイル属性を記述します。
  • 項目その1
  • 項目その2
  • 項目その3
<ul style="list-style-image: url(画像のアドレス)">
<li>項目その1</li>
<li>項目その2</li>
<li>項目その3</li>
</ul>
項目毎に画像を変えたい場合は、<li>タグに個々にスタイル属性を記述します。
  • 項目その1
  • 項目その2
  • 項目その3
<ul>
<li style="list-style-image: url(画像のアドレスa)">項目その1</li>
<li style="list-style-image: url(画像のアドレスb)">項目その2</li>
<li style="list-style-image: url(画像のアドレスc)">項目その3</li>
</ul>
リストを作る場合は、設定をスタイルシートに記述すると、とても簡単にできます。また、リストマークに画像を使用する場合、画像の位置の微妙な調整はできないので、background-image などを使ってスタイルシートに記述すれば、綺麗なリストができます。

リストの設定をスタイルシートに記述する

上記のリストマークに画像を使ったサンプルをスタイルシートに記述してみます。

◆<head>と</head>の間に下記のタグを入れます。
<style type="text/css">
<!--
li {
margin-top: 5px;
list-style-type: none;
background: url(sample.gif) no-repeat center left;
margin-left: 10px;
padding-left: 15px;
}
-->
</style>
html ↓
<ul>
<li>項目その1</li>
<li>項目その2</li>
<li>項目その3</li>
</ul>
ウェブ上での見え方
  • 項目その1
  • 項目その2
  • 項目その3
どうでしょうか?項目のトップに margin:10px を入れて、項目間を広げ、background: で画像を行の真ん中に落ち着かせています。
最初のサンプルでは、画像は上に浮いた感じになっています。


関連項目・関連ページ
番号付きリスト 定義型リスト リストのインデント リストの左余白をなくする方法 CSS・リストで作るメニュー


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